九州大学陸上競技部

九州大学陸上競技部です。

学連ってなんだ? 千々松@長2

こんばんは。長距離2年の千々松皇陽です。今までに何度か説明があったけど学連ってなんだっけ?という方に、九州学連役員の仕事についてお伝えしたいと思います!

 

学連役員のメインの仕事とも言える大会運営について、日程とともに簡単に説明します。

 

前日準備

大会の前日には競技場に行って、荷物の運搬やテントの組み立て・設置など会場設営をします。テント建てたり机を運んだりと力仕事も多いですが、回数を重ねるごとに慣れてくるので苦ではなくなってきます。筋肉もつくかも。

 

・当日朝

前日に宿泊している場合はホテルから競技場に直行し、着いたらすぐに選手の練習会場の設営(テント建てたり、スタブロを準備したり)や本部や記録室など各部署の準備をします。選手が来るより前にそういう仕事は終わらせないといけないので、基本的に朝が早く、頭がボーっとしたまま仕事してます。早起きってつらいですよね。もし寝坊したとしても、めちゃくちゃ謝れば先輩方はなんだかんだ許してくれます。(体験談)

 

競技開始‼

 競技が始まると各々が任された部署の仕事をします。自分の場合は競技者役員なので、招集所にてゼッケン番号と選手との確認などをするのですが、スターターの人であれば「On Your Marks」からのピストル、アナウンス係の人であれば競技日程や記録の読み上げなど。役職だけで言えば20個くらいあります。大会に必要とされる仕事は様々なので、トランシーバーなどのハイテク機材を使いながら連携して動いていますが、あの部署がトラブってるから試合が進まない!なんてことも…

 

そのため、各自が責任をもって仕事しています!

 

(余談ですが、昼食にはほっともっとの<のり弁当>が配られます。温かいご飯とおかずとのコンビネーションが素晴らしいので、新入生の方もぜひ。)

 

・試合後

 試合後はごみや競技場で使用したテントや道具のあと片付けをして、九州学連の事務所に帰還します。荷物を事務所になおし終わったら、全日程終了です。

 

ざっくりとですが、以上のような感じで大会運営をやっています。学連の仕事は大変な時もありますが、試合の時には加盟校の方が補助員や審判として働いてくれたり、部内でもいろいろな面で優遇して頂いたりしているので、悪いことばかりではないと思います。むしろ、裏側みたいなことを知れたり、いろんな人の考えを聞けたり、と楽しいことの方が個人的には多かったです。学連は興味があればぜひやってみてほしい仕事なので、新入生の方も考えてみてはいかかでしょうか。

 

 

ということで、明日は次期女子主将の横松さんです。お楽しみに。

 

 

九大陸上部を推しまくる回 溝江@長2

こんばんは!!
長距離2年の溝江悦子といいます。

 
私は中高と6年間陸上をしてきました。高校では結果も伸び悩みしんどい時期のほうが長くてもう陸上は嫌だと思っていて。大学入学当初は他の部活を始めたのですが、そこをやめて8月頃に陸上部に入りました。

このブログで気づくかもしれませんが、途中入部の部員も割とたくさんいるんですね。

それだけ陸上に魅力があって、また、この部活がいつでも誰でも入りやすい、温かく明るく迎えてくれる場所っていう事でしょう!

 

そんなわけなので、

コロナの影響でお祭りムードの新歓時期がまるっとなくなり、自分から動かないといけなくて、なんかどこ行くにもちょっと勇気がいるような感じで、入るって決めてないけどなとか少し時期逃しちゃったなとかで 行きづらくないか不安でも、

陸上部は大丈夫です!来た人みんな大歓迎されることを保証します!!

再開できる時期がきたら、少しでも興味があればぜひ足を運んでみてください!!

 

では!!!

 

 

 

なんてそういうわけにもいかないので。

完全なる主観と偏見で、陸上の、陸上部の、いいところをつらつらと、、。げえぇ皆とカブる~って思いながら書いてます、それだけ良い部分なんだと思って温かく読んでいってください、。


“自分のレベルで” “みんなと一緒に”練習ができる!

せっかくだから大学では新しいこと始めるのもいいなって思っていたんですが。その部活をやめた大きな理由が、実力の差大きすぎて楽しくない!、故障で全然練習できなくて楽しくない!でした。私は高校の陸上時代の故障をずっと引きずっていて、。対人だとどうしても練習は全力で、足痛くて出来ないなら見学か基礎練で、我慢ガマンで。

でも、陸上ならもっと加減の幅が広い!さらには目標の幅も広い!

自分のできる範囲で頑張れます。

故障という条件は変わらないけれど、陸上ならとりあえずjogができればいいやって思えたし、治すには1年休みなさいとも言われていたけれど結局 うまくやりくりしながら11月にはスピード練もできたし駅伝だって走れました。

初心者でもブランクがあっても実力に差があっても、その壁が小さくて、一緒に練習ができるのは陸上のすごく良い所だと思います!!幸せ!

 

週3(パートによっては週4)!
土曜日は午前練なので、なんならノーカン(?)。大学の部活って、週4がボーダーな気がします。それ以上になるとなかなか覚悟が必要そう、。程よくちょうどいいです。

全体練習日以外の練習内容は各自に任されているっていうのも強みです。やりたい練習ができるからこそ、これだけ幅の広くて個の考えが強い部活が成り立つんだろうなと思います。

 

自由!

大学はやっぱりこれがいちばん。高校までみたいに部活が絶対じゃなくて。きちんと連絡を入れれば休めて、兼部している人もいれば勉強に力を入れたりもできます。帰省も自由、免許合宿、旅行、留学とか。休部の制度も整っているし。そのおかげで入部を決める時、なにか他に猛烈にやりたいことができたらその時考えればいいやーって気楽に構えられました。

 

暇!
意外と授業多いじゃん!課題あるじゃん!って文句言いつつ、やっぱり今までよりは確実に自分で使える時間が多いなあと思います。何かほかにもやりたいことがあっても、欲張りに色々うまく両立させながら陸上に取り組めるし、逆に、やろうと思えば高校までよりずっと多くの時間をかけて陸上と向き合えます。

 

男子がいる!

完全に個人的です(笑)。高校の時は正式名称女子駅伝部、女子の、しかも長距離だけの部活でした。それだけで20人以上いるなんてそれはまた楽しくて貴重な経験だったけれど、そんな私にとっては九大陸上部は男子がいて、他パートがいて、人数もずっと多くて真逆のような環境で!やっぱり色々な価値観が集まると面白いです。

長距離と投擲なんて、やる人に共通点があるなんて思えないような種目が同じスポーツとして括られていて一緒に練習するなんて陸上くらいでは。

 

理論的!
なんか、大人な陸上してるな~って感じです。たくさん頭使うようになりました。自分の考えを持ってる人が多くて面白いです。そんなのムリ!って人も大丈夫、聞いちゃえばいいだけです。陸上大好きな先輩達は喜んで教えてくれるに違いありません(長くなっても責任は取りませんが!)。

 

レンタカー

ザ!大学生!みたいな。合宿や遠くでの大会の時など乗り合わせで移動したりもします。みんなでワイワイ、楽しいです。メンバーによって話題や途中のご飯先にも個性が出ます、楽しい。笑

 

しっかり居場所がある!
部活っていうある程度強制力?のある組織だからこそ、馴染みやすいし仲も深まりやすいんじゃないかなあと思います。一緒にご飯食べたり遊んだり、気づけば部活の仲間と過ごす時間が多くなっています。人見知りだし陸上部なかったらこういう時誰と過ごしていたんだろう ってたまに思って、入ってよかったなあってほっこりします。

かといって全員同じ競技レベルを強要されるわけでもなく、どんなモチベーションからでも始められて、それぞれの頑張り方を認め合っている感じがあって、そういう意味でもみんなに居場所があるなと思います。

 

居心地がいい!
中高ですっかり陸上に染まっていた私にはやっぱりここが圧倒的に落ち着きます。陸上人の雰囲気というか、独特の空気感というか。陸上やってた人なら伝わるかなあ。
最初にも言いましたがとりあえず来てみればわかると思います!とにかくすっごくいい場所なので!!

 

 

 

私にとっては一度陸上から離れた時期も大事な時間でしたが、

やっぱり、陸上は中毒だなあと思います。やってきた人は絶対また走りたくなるはず、なんだかんだ抜け出せない。そんな時にモヤモヤで終わらないよう、ぜひ、陸上部来てみてほしいなって思います。

また、やったことないっていう人、初心者ってそれだけで大きな強みだったりします。いちばん楽しい時期です、羨ましい、、。気軽に始めやすいし、オススメです!!

 

良くも悪くも自由だし、一緒に頑張る仲間がいるし、時間を持て余しているし、! 

気軽に何かに打ち込める最後の機会!陸上の良さに浸るのもいいんじゃないかななんて思います!

素敵な先輩達が待っていますよ☆

 

 

長いお時間ありがとうございました!!
明日は同じ長距離で学連もやっている千々松くんです!お楽しみに!

 

 

実家はいいよな 執柄@短3

皆さんこんばんは!

短距離パート3年の執柄(とりえ)です。

 

新入生のみなさんは大学から一人暮らしを始めた人が多いのではないでしょうか。普段料理をあまりしてこなかった人の中にはどんな食材を買って置いたらいいのかわからない人がいると思います。

そんな皆さんに

「一人暮らし最強食材(食品)ベスト3」を紹介したいと思います。とりあえず買っとけば失敗しないものばかり!!!

 


さっそく第三位から

 


第三位   玉ねぎ

 

 

いろんな食材と合う。あと長持ちする。

 

 

 

 

第二位   納豆

 


ごはんにかければ料理として完結する最強食品。最悪納豆ご飯だけで生きていける。

 

 

 

 

第一位   卵

 


汎用性抜群。
ご飯にかけてもよし、茹でてもよし、焼いてもよし、とりあえず最強。(卵がいかに最強であるかは、なかやまきんに君YouTubeで40分ぐらい熱く語っているので暇な方は見てみてください。)

 

 

 

 

 

料理は大変ですが、競技力を向上させていく上で食事をしっかりとることはとても重要です。よく食べて、よく寝て競技力も免疫力もアップさせていきましょう!

 

 

 


明日は長距離二年の溝江さんです。僕より100倍ためになる話をしてくれると思うのでお楽しみに!

 

絶好の大会日和 有馬@副将

皆さん,こんにちは。

 

副将4年の有馬継士郎です。所属はフィールドパートです。

 

さて,本日は対校戦紹介第2弾ということで,本来であれば一昨日5月22日から開催される予定であった九州インカレについて紹介していきたいと思います。

 

目次 

➀九州インカレとは??

➁僕らの九州インカレ

➂最後に1年生の皆さんへ

 

➀九州インカレとは??

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昨年の春イン(よそ見しちゃだめだよ(笑))

 

僕らは,春インと呼ぶことが多い大会ですが,

正式な名前は,九州学生陸上競技対校選手権大会というそうです。

 

このブログの過去の投稿には,学連役員の投稿があったので,そちらも見てほしいですが,九州学連という学生主体の組織が主催する大会で,今年度は90回目を数えるとても歴史の長い大会であり,九州学連に加盟する大学の選手が一堂に集結する大会となっています。

 

簡単に言うと,大学生の九州地区大会で,名前にもあるように対校戦であり,学生陸上を象徴する大会の一つです(幹事長が言っていました!)。全国の各地区で開かれている大会の一つで,九州インカレで優勝すると,9月に開かれる全日本インカレの参加標準Cを獲得することができます。

 

九州インカレは,各校1種目につき3人まで出場することができ,種目によっては毎年部内で選考が行われ,いち早く入部した新1年生は出場している選手もいます。

今年は運よく福岡開催だったので,入部を決めてくれた1年生は,もちろんですが,陸上競技に興味のある1年生には,

ぜひぜひぜひ競技場に来てもらって,

競技する姿,対校戦ならではの試合の雰囲気を見てもらいたい!!と思っていました。

 

まぁ,思っていましたというのも,本来であれば今年度は一昨日から開催されている予定だったのですが,新型コロナの感染拡大の影響で,延期となってしまい(今年度開催されるかどうかは未定です....),残念です(´;ω;`)泣

しょうがないので,僕はメディボでも投げにいこうと思います。

 

 

➁僕らの九州インカレ

 

➀では九州インカレについてざっくり説明しました。次は,九州大学陸上競技部が3大対校戦と位置づける大会の中の一つとして九州インカレについてお話ししたいと思います。

 

先週は,島原駅伝について紹介がありましたが,九州大学陸上競技部では,3つの大会を主な対校戦と位置づけ,日々練習に励んでいます。

 

 

その3つの大会とは,

 

九州インカレ(5月)

七大戦(7月)

島原駅伝(12月)

 

です。

 

 

九州インカレは,九州大学陸上競技部が対校戦として出場できる数少ない機会の一つで,チーム全体の方向として,冬季が明けて春シーズンの照準を九州インカレに当てています。

 

九大陸上部が,シーズン序盤の大会ということもあり,ここで冬季シーズンに蓄えてきた力,そしてチームとしての力が試される重要な大会であります。

 

九州インカレの上位選手は,全国レベルの大会で活躍する選手ばかりですが,その中でも,上位に入って活躍する部員もいますし,

陸上競技個人競技でありながら,対校戦であるからこそ,競技中も大きな声援が聞こえ,全力で声出して応援し,チームが一体となって戦うことができるのは,

この対校戦である九州インカレの魅力の一つです。

 

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男子4×100mR決勝

 

また,九州インカレは,主催が九州学連であって,運営側にも九大の部員がたくさんおり,いかに僕らが一人で陸上をしているのではなく,様々な人の支えがあってこそ,競技ができるのだと実感できる大会です!

競技,応援,運営と本当の意味で,全員で作り上げる大会の一つだと思いますし,学生陸上でしか経験することのできないことだと思います。

 

 

➂最後に1年生の皆さんへ

僕は,文章を書くのが得意でないので,あまり伝わっていなかったら申し訳ないですが,陸上は個人競技であり,チームスポーツである一面を魅せてくれるのが,対校戦であり,九州インカレという大会であります。

 

九大も福女もオンラインで授業が始まっており,少しは慣れてきたでしょうか?

このブログでは,2・3年生を中心に入部を決めたときの心境や実際の状況など,1年生の皆さんに,大学で陸上をする,あるいは陸上に関わっていきたいと思っている人のきっかけの一つになればいいかなと思います。

 

なかなか練習も再開できないので,1年生の皆さんと会えないのは寂しいですが,一人でも多くの1年生とともに陸上をすることができたらいいと思います!!!

疑問点や気になることとかなんでもいいんで,質問あったら,公式LINEでも,DMでも聞いてみてください。

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LINE(九大陸上部)のQRも一応貼っときますね!

 

では,明日は,短距離3年から執柄が担当します!次期パート長として,きっとためになる話を書いてくれるんで,明日も読んでもらえたらうれしいです!よろしくお願いします。

もえあずになりたい 渕本碧@長2

こんにちは。福岡女子大学2年、長距離パートに所属しています渕本碧です。自粛中、ビックマックの美味しさを知りました。やはり、美味しさとカロリーは比例するものですね。いくら食べても太らない体になりたいものです。

 

私からはバイトと部活の両立、そして長距離女子で過去2回行われた女子会についても少しお話します!

 

 

1.バイトとの両立

 新入生の中には部活やサークルとともにバイトを探している人も多いのではないのでしょうか?「部活したいけど、バイトも初めてだし両立できるかな~」など悩む人もいると思います。実際、入学当初の私もその一人でした。でも陸上部なら大丈夫です!

 

陸上部は週に3日(パートによっては4日)の練習でそれ以外の日は基本フリーです。そのため、週に3日バイトを入れてもあと1日は自分の自由な時間ですし、土曜日の練習は午前中なので、午後にバイトをする人もたくさんいます!部員の半数以上がバイトをしながら部活を頑張っています。ちなみに私は週に3~4日くらいバイトをしていますが、朝の授業前やバイト前の時間に走ったりして練習しています。

1つ感じたことは、夜にバイトをすると生活リズムは狂いやすくなるので、帰宅後だらだらしないよう自分に少し厳しくなることが大事だなということです。

 

また、バイトを選ぶときにはテスト期間や合宿などを考慮してくれるところを選ぶのがおすすめです。よかったらバイト選びの参考にしてみてください。

 

 

2.長距離女子会

 長距離女子では去年計2回の「闇パーティーと呼ばれる女子会が開催されました。第1回は闇手巻き寿司、第2回は闇餃子を行いました。内容としては、包みたい食材を参加者それぞれが持ち寄り、みんなで食べるというシンプルなものです。

 

しかし、闇、という名前から分かるように信じられない食材を持ってくる部員もいてとても盛り上がります。普段の様子からは予想できない闇を感じることができ、お互いを知るいい機会になります。ぜひ新入生の皆さんも参加してほしいです!

ここで1つお伝えしておきたいのは手巻き寿司にチョコプリンは絶対に巻いてはいけないということです。計6名の被害者が出ています。

 

 

少し話がそれてしまいましたが、私がここで伝えたかったのは部活の時間以外も一緒に過ごしていて本当に楽しいということです。陸上部に入れば絶っっっっ対に楽しい思い出ができます!みんな温かくて面白い人ばっかりです。不器用な私でも一応バイト、部活などなど1年間出来たので不安な人も1度見学に来てみてください!!

 

新入生の皆さんと会える日を楽しみにしています。

 

明日は副将でフィールドパートの有馬先輩です!よろしくお願いします!

自分なりの部への関わり方とは 金丸祐大@中距離2年

 皆さんこんにちは! 中距離2年の金丸祐大です。

 

 皆様いかがお過ごしでしょうか?私はといいますと、先日家で飼っているメダカが孵化したことを確認し、非常に嬉しく思っております。彼らの今後の成長が楽しみです。こんな時だからこそ、生活の中でささやかな幸せを見つけ、それを大切にしながら生きていきたいものです。

 

 今回の執筆にあたり、私は
1・入部を迷っている方


2・ブランクや経験のなさから競技に自信がない方

向けの文章を書こうと思います。

 

 この文章を通して私が主に伝えたいことは以下の2つです。

 

1→入部を迷っている方は、いつでもいらっしゃって下さい!ここ九大陸上競技部の人達はいつでも温かく迎えてくれます。


2→競技のレベルは人それぞれ! 部活への関わり方も人それぞれです!

 

 ということです。以下、長い文章になってしまって申し訳ありません。興味があるところだけでも読んでいただけると光栄です。

 

     皆さんも新歓Twitter等でこうした文言はよく目にしたことでしょう。それでも新しい環境に足を踏み入れること、ましてや新しいことに挑戦しようとすることに不安はつきものだと思います。そこで今回は私の実体験を通して、上の2項目をより具体的に伝えられればと思っております。

 

【途中入部について】

 私は当初、大学で陸上をするかどうかについて迷っていました。入学式の日に陸上部のビラは受け取ってみましたが、見学に行く気持ちにはなかなかなれませんでした。そして大学での講義などが本格的に始まると、いつしか受け取ったビラのことも忘れていきました。

ただ、やはり走ることは好きだったのか、はたまた心のどこかで陸上競技に未練があったのか、私は放課後にキャンパス内を走ったりしていました。

 

 そんな中、偶然高校時代一緒に走っていた友人と再会する機会があり、そこで彼が競技を続けていると聞きました。楽しそうに話をする彼を見て、自分ももう一度陸上競技をしたい!と思い早速見学に行きました。
 私が他の同期に一足遅れて総合グラウンドに現れた時、部は七大戦(私達が年間の練習における目標の一つとしている大会です)の一か月前という時期にありました。昨年は福岡開催であったこともあり、例年以上に忙しい時期だったと想像されます。そんな時期にもかかわらず、陸上部の皆さんは私を温かく迎えてくださいました。
特に私が所属する中距離パートの先輩方は、ドリルの不慣れな動きなどについて時間をかけて詳しく教えて下さりました。

 

 以上の経験を通して私が伝えたいことは、「九大陸上部の人達はいつでも温かく迎えてくれる」ということです。

 

 私が陸上部への入部を迷っていたのは、勉強等との両立ができるかといった不安があったからでした。実際高校の頃までとは勝手が違う学習に戸惑う時もありました。ただ、空き時間に練習もどきをしたり、テレビで陸上の話題を目にする中で様々な考えを巡らせた結果、陸上競技を再開する決心に至りました。

 私のように一人で考える場合もいいですし、5/11のブログを担当してくれた末永さんのように見学に来てみるのもいいでしょう。陸上以外にも大学でしたいことや夢を持っている方も多いと思うので、じっくり時間をかけて考えてもいいかと考えます。

 

 そして陸上をしたい!!と思い立ったらいつでもいらっしゃって下さい。私が入部した時には身近に陸上部員がおらず、競技場に行く際非常に緊張しました。ただ、その日の終わり、いや練習を見ている時にその不安は吹き飛びました。皆さんが私を見学者としてではなく、一部員として活動に加えて下さったので、スムーズに部の雰囲気に慣れることが出来ました。ここはそうした温かさがある組織です。

 

【競技のレベルについて】
 陸上部のホームページ等を見ていただけると分かると思いますが、私は他の人に比べると競技のレベルで後れをとっています。高校時代、陸上部に属していたのですが、文化部も兼部していたので練習量が滅茶苦茶多かった訳ではありませんでした。記録会等の出場経験も断トツで少ないと思います。

 これまで様々な試合を見、サポートしてきた中で、「自分はこうした舞台で走ることはできないだろうな」と思ったことも正直多いです。日々の練習においても、メニューを全てこなせないことや、他の人達から大きく遅れてトボトボ走るなんてこともあります。

 

(ここからは完全に自分の中で思っていることであり、自己満足的な考えも入っているので賛否両論あるかと思いますが・・・)そんな私でも、常に

 

チームの一員として練習に取り組む

 

ということは見失わないように心掛けています。

 

 そのために私は「毎回のメニューのスタートに出来るだけ立つ」ことを心掛けました。ペースが遅くとも、自分が出来る練習を着実にこなしていくという気持ちと、そのレベルを徐々に底上げするための基礎練習、この二つを核として今日まで練習に取り組みました。

 

 「そんなの当たり前だ」とおっしゃる方も多いと思います。ただ、私は当たり前のことを当たり前にすることで、チームが少しでも活気付いたらいいなあと思っています。

 昨年私は大きな怪我等をすることなく、ほぼ全てのメニューに参加しました。中距離は元々人数が少ないため、一人でメニューをしなければいけないこともあり、苦しいときもありました。ただ、そうした時も走り続けることで怪我等で走れない仲間のモチベーションの維持に少し寄与できたのではないかと思っています。また、他の部員と喋ったりする中でも、高校時代に文化部とに兼部していた立場から見える声掛けをすることなど、自分の立場、経験を活かした関りもしてきたつもりです。

 

 チームの皆さんがそんな私をも受け入れてくれることは、日々の練習から深く感じており、感謝すると同時に今後もこの姿勢を貫いていこうと決意しています。

 

 このチームには1年の頃から対校選手としてトラックや駅伝で大活躍する人が多くいます。しかし、皆が初めからそうだったわけではないのではないかと思っています。表舞台で輝くことが仮に無かったとしても、私がこのチームの為に貢献できることは何かと考えて練習する日々は私の人生の中での大きな思い出の一つになるのではないかと考えています。

 

 ただ、競技を続けると決めた以上は勿論いつか表舞台で戦ってみたいと思うこともあります。その際にも上記の心掛けが生きてくるはずだと信じています。

 

 新入生の皆さんも一緒に頑張りましょう!!

 

【ざっくりまとめ】

 私は高校時代、勉強と陸上の二足の草鞋で頑張ることを目標に掲げておりました。高校最後の試合で一応自分の目標だった結果が出せたこと等からこの目標は達成できたと考えていました。しかしここ九大陸上部にはずっと高いレベルで、様々なことを両立させている先輩方や同期が多くいます

 そのように、目標として掲げていることを具現化している人々と一緒に練習し、接することで私は日々大きな刺激を受けることができています。そう考えると、入部前に長く悩んだこと等は無駄ではなかったのかな、大学生活を充実させられているのかなと思ったりしています。

 

 皆さんの大学生活が充実したものになることを祈っております。皆さん自身が思い描く大学生活の中に中にもし陸上競技がありましたら、ぜひ一緒に取り組みましょう!! 待っています。

 

 読んでいただきありがとうございました。

 

 明日は福女の長距離2年の渕本さん、宜しくお願いします。お楽しみに!

女子部員増えてほしいです。 米山寧音@短2

こんばんは。短距離二年の米山です。

自粛期間中、皆さんいかがお過ごしですか?

私は、短距離パートの皆さんとオンライン筋トレによって本来の部活の練習回数である週4よりはるかに多い週7で顔を合わせていたり、他パートの先輩たちとオンライン飲み会によって週1で顔を合わせているので、自粛期間で人に会えない時でも人との繋がりを感じることができています。

 

今回は、そんな自粛期間中でも人との繋がりを私に与えてくれる九州大学陸上競技部の良さをお伝えできればいいなと思います。

 

まずは部の良さを伝える意図とは矛盾するのですが、九大陸上部に入っての後悔についてお話ししたいと思います。

 

 

 

その後悔とは、たいしたことないと思われるかもしれませんが、「日焼け」です。

「陸上部に入っていなければこんなに黒くなっていないはず」と今まで何度思ったことか…。

平日の練習は夕方なので、日が暮れると日焼けは多少避けられます。問題となるのは、午前練となる休日と夏休みです。日焼け止めを塗っても、炎天下での練習は私の肌を真っ黒こげにします。そんな日焼けが原因で恥ずかしい思いをたくさんしました。その恥ずかしいエピソードをいくつか紹介します。

 

・そこまで絡んだことのなかった同じ学部の男子に、「え、黒すぎん?何したらそうなるの?」と引き気味に言われた。

 

・沖縄旅行でシュノーケリングを体験する際、毎日海に出て真っ黒に日焼けしているインストラクターに「同業者かと思った。」と言われた。

 

・帰省して親に会うと、「黒光りしてる」、「年取ったらしみだらけ」、「日焼け止め塗ってるの?」と言われ、結構本気で怒られる。

 

 高校生の頃は同じように日焼けしていても、制服を着ていれば、私は「部活を頑張る女子高生」であって、堂々と街中を歩くことができていました。しかし、女子大生ともなると真っ黒な状態で天神に出かけたり、白シャツを着てバイトに行くことが恥ずかしく感じてしまうようになりました。気づいたら私は、個人的に漠然と想像していたキラキラ女子大生とは程遠い黒光り女子大生になっていたのです。

(※陸上部に入っていなかったからといってキラキラ女子大生になれていたかというと…そうではないかもしれない。)

 

 

 

 

ここまで長々と後悔について書いてきましたが、ようやく本題です。

今回一番伝えたいのは、私にとって九州大学陸上競技部はキラキラ女子大生を諦めてでも部活をしていたいと思わせるくらい素敵な部活であるということです。

 

そう私に思わせるものは九大陸上部の「人」であると思います。

先輩方も同期も面白くて楽しい人ばかりで、とても居心地が良いです。そのおかげで、たわいのない会話をする練習の合間も、練習後にみんなで行くご飯の時間もとても楽しい時間です。そして、ただ楽しい人たちであるというだけでなく、走るときは真剣な顔つきへと変わります。それに影響されて、自分も練習を頑張ろうという気になれます。

 

そんな環境で陸上ができます。素敵だと思いませんか?

 

 

正直最初は、大学の勉強もバイトも遊びも全部充実させたいから部活に費やす時間なんてないと思いましたが、やってみればそんなことはなく、部活が生活の一部になり、充実した大学生活を送ることができています。

 

 

そんな素敵な九州大学陸上競技部農学部棟よりもはるか上にある総合グラウンドで練習をしています。センターゾーンから総合グラウンドまでの長い坂を上るのは少しきついですが、上る価値あります

(ちなみに、短距離パートは原付・バイク勢が続々と増えているので、運が良ければグラウンドまで乗っけてもらえるかもしれません。と、チャリ勢の私が宣伝しておきます。)

 

入部を迷っている人はぜひ総合グラウンドに足を運んでみてください。お待ちしています。

 

明日は中距離2年の金丸くんです。よろしく。