九州大学陸上競技部

九州大学陸上競技部です。

学連は楽しいぞ 近藤@短2

 こんにちは。学連役員、短距離2年の近藤です。今までブログなんてものは書いたことがないので、うまく伝わるかなんとも言えません。お堅い文章になってしまいましたが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

 

 ここでは九州学連(大会運営をしている組織)についての話をメインに書いていきます。例年は部員の中から役員を決めるのですが、具体的なイメージが湧かず不安だという人が例年多いそうなので、具体的な活動内容を説明してみようと思います。その後に学連に入るメリット、デメリットもいくつか紹介します。この記事を読んで、学連やってみようかなという人が一人でも出てきてくれれば嬉しいです。

 

 まず、学連の仕事にはどういったものがあるのか細かく説明していきます。大会運営の際はそれぞれ部署に分かれて大会の運営にあたります。また大会以外の時にもそれぞれ役割があるので(こっちは主に三年生になってからです。)それについても説明していきます。

 

大会運営時の部署

・アナウンサー・・・記録を知らせたり、開閉会式のアナウンスをします。

・記録・・・記録を集計して貼り出したり決勝進出者を決めたりします。

・競技者係・・・招集所で選手の受付をします。

・庶務係・・・いわゆる雑用です。人が足りないところに入ってもらいます。

・マーシャル・・・場内司令とも言います。いろんなところに指示を出す人です。

・表彰係・・・表彰状の印刷、表彰をします。

・風力計測・・・風力を測って、結果に反映させます。

・用器具・・・ハードル、縁石を並べたり給水をしたりします。僕はこれです。

写真判定係・・・写真判定装置を使って順位や記録の判定をする人です。

・監察員・・・選手がレーンからはみ出すなどの反則行為をしていないか見る人です。

・スターター・・・ピストルを打つ人です。

・出発・・・スタート地点で選手を誘導したり、最終コールをしたりする人です。

などなど、他にもあります(全部書くと大変なので、わかりやすそうなものだけにしました。)

 

普段の仕事(主に三年生から)

・幹事長・・・学連で一番偉い人です。結構忙しそうです。適当ですいません笑

・会計・・・選手から集めた参加料や登録料の管理をしたり、収支を調べたりします。

・審判要請・・・各校に審判を出してもらうようお願いして、仕事の割り振りをする人です。

・登録・・・学連登録(これをしないと試合に出られません)についての仕事をする人です。

・広告・・・プログラムに広告を載せませんかと会社に連絡する人です。

などなどです。僕も長くやっているわけではないのであまり詳しくはありませんが、大体こんな感じです。中学、高校で学校や陸協の先生方がしておられた仕事を今度は自分たちでやるという感じです。

 

次に学連に入ることのメリットについて説明していきます。

①お金が浮く💴💴

 学連では試合会場に行くまでの交通費や宿泊費、それに食事代は全て支給されます。また九大陸上部はありがたいことに学連役員の部費の支払いや、中高生の大会での審判も免除されるので年間で10万円ほど浮くと思います。僕は高校の時も陸上をしていましたが、大会のたびに高い参加料や宿泊費交通費を親に払わせておりとても申し訳なく感じていました。なので、タダで試合会場まで行けて、試合にも出られる(参加料は要ります)というのはとてもありがたいです。僕が学連に入った理由は9割これです。金目当てです。

 

②全国規模の大会に関われる

 毎年九州学連から全国規模の大会の運営に1、2名派遣することになっています。大会の例としては全日本インカレ、個人選手権、全日本大学駅伝などです。僕も実際去年の全日本大学駅伝に行ってきましたが、全国大会の規模を肌で感じることができいい経験になったと思います。他地区の学連の人とも仲良くなれますし、特に陸上の試合を見るのが好きという人にはいい特典ではないでしょうか。もちろん交通費、宿泊費、なんなら飲み会代まで出してもらえました。自分の財布からは一銭も出していません。

 

③就職の時役に立つ(らしい)

 これは先輩から聞いた話なので僕にはまだよくわかりませんが、いろんなことに気を配りつつ他の人と協力して大会を作るというのはなかなかできる経験ではないと思います。よくある『バイトを頑張りました。』なんかよりよっぽどいいアピールポイントになると思います。

 

④やりがいがある、楽しい

 よく「学連楽しいで」というと周りからは怪訝な顔をされますが、(笑)実際に仕事をやってみてわかることも色々あります。自分たちで大会を作るというのは達成感があるし、実際責任の伴う仕事を任せてもらえるので、自分が必要とされていると感じることができ、自分の存在価値も見つけることができます。誰かに必要としてもらえるのはやっぱり嬉しいですし、やる気も出ます。

 

ただし、デメリットもあります。

①授業を休んでいかなければならない時がある

 複数日にわたる大会の場合は(特に試合会場が遠い場合)前日準備で木曜、金曜から現地に行かなければならず、その分の授業は休まないといけないことがあります。もちろんある程度融通は利きますし、テストの時はそちらを優先してもらって構いませんが、そういったことは年3、4回ほどしかないので成績に響くことはないと思います。実際僕も3日分ほど授業を休みましたが成績には影響はなく、コース分けでも希望していたコースに行くことができました。

 

②やっぱりしんどい

 時には終電間際まで残って仕事している人もいます。僕も一回終電で帰ったことがあります。

自分の競技と仕事を同時並行でやるのも大変です。大会の最後の日は片付けをしてから帰ってくるので帰りはだいぶ遅くなります。(一番遅かった時で11時くらい?)それでも競技ときちんと両立している人はいますし、できないことはありません。本人の努力次第です。

 

 

 だいぶ長くなってしまいました。普段は喋らんくせに。読んでくれてありがとうね・・・この記事を読んで興味が湧いたという人はぜひ一度新歓のラインに登録してもらって、色々聞いてみてください。陸上未経験でも、陸上部に入るかは微妙だけど学連だけなら、という人でも構いません。そういう人も学連にはいます。仕事内容についても一から細かく教えてもらえるので心配ありません。陸上部で、学連で待っています!

 

※ちなみに、今のところいつから試合、仕事が始まるのかまだわからずはっきりしないですが、やってみようという人はとりあえず6月末くらいまでに連絡してもらえればいいかな?と思います。

 

明日は副将の田中飛貴先輩です。お楽しみに!